ツボ押し、表情筋トレーニング、マッサージなどなど、自分でできるしわ対策のスペシャルケアにクローズアップ。
顔にはツボがいくつもあります。その中には血行を改善したり代謝をよくして肌のハリをアップさせ、しわを改善させるツボがあります。その場所と押し方を紹介しましょう。
ほうれい線や目尻のしわは、笑うことで濃くなる表情じわの一種と言えます。では、笑わなければいいかというと、そんなことはありません。表情が乏しい人は表情筋が衰えやすく、たるみやしわは表情が豊かな人よりもできやすいと言われています。
顔には30種類以上の筋肉がありますが、それらの筋肉を鍛えることで肌にはハリと弾力がもたらされます。その結果、しわができにくい肌になると考えられます。
表情筋のトレーニングは、どこでも手軽にできます。通勤途中に、洗い物の最中に、スマホをいじりながらでも、できるだけ毎日続けるといいでしょう。
両目をできるだけパッチリ開け、ゆっくりと閉じて最後に力を入れます。片目を大きく開き、片目はきつく閉じます。これを数回行うことで目元の血行がよくなり、目尻のしわを予防できます。
「あ・い・う・え・お」の形をゆっくり作って上げるだけでも口元のトレーニングになります。とくに「い」の形は頬の筋肉を上げる効果があり、ほうれい線の予防につながります。
舌を思いっ切り舌に伸ばして10秒、その後は舌を左右それぞれで10秒静止します。普段使わない首の筋肉を鍛えられます。
目を大きく見開いて眉毛を上げて5秒キープし、その後ゆっくりと目を細めます。おでこの筋肉を動かすことで、できてしまったしわも薄くなっていきます。
ツボ押しや表情筋トレーニングのほかに、セルフケアとしてできるのがマッサージです。クルクルと指の腹で円を描き、リンパの流れに沿ったマッサージは簡単にできると思います。ただし、力を入れすぎてしまうと細胞を痛めて逆効果になることも。かえってしわが増えてしまう危険性もあります。
滑りがよくなるオイルや美容液、マッサージクリームをたっぷりつけて、あくまで優しく指の腹でなでるように行ってください。
これらのしわ対策も、毎日のスキンケア同様、続けることで効果を発揮します。日々のお手入れを最優先しつつ、こういったセルフケアも取り入れてみてはいかがでしょう。